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拘束散歩・・・

玲様の新作に刺激を受けて、室外プレイを書いてみました。
熱狂的なファンであるネットクラッカーと女刑事のひとコマ的なイメージですね。
作品にするには、いろいろと足りてないので、試し書きとしてここにアップしてみます。

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 その夜、久々に降る大雨でいつのは賑わう週末の繁華街も人はまばらだった。
 時刻が終電近くなのもあって人の多くが最寄り駅のある方へと向かっている。その中で私は派手な真紅のレインコートを羽織り、ひとり逆方向である奥へと歩いていく。
 時折、赤ら顔の学生やサラリーマンたちが声をかけてくる。嫌らしい虫酸の走る表情でフードを深く被った私の顔を覗き込んでくる。それをギッと睨み付けて怯んだ隙に、奥へ奥へと逃げるように進んでいった。
 だけど、履きなれない膝上まであるロングブーツのせいで足取りは遅い。高さが十センチ以上もあるピンヒールは不安定で、特に今日のような濡れた路面は滑りやすいから、気を抜くと簡単に転んでしまいそうだった。
 幸いなことに今日はしつこく絡んでくる男はいなかった。それにホッとすると共に、いつものように軽く捻りあげられない自分の状態を再認識させられる。

(それも……あと少しで……終わる……)

 雨足は強くなる一方で、滝のように降り注ぎ、雨がレインコートの上から激しく身体を打ち付けてくる。
 その感触に知らぬ間に甘い吐息を吐いてしまう。幸い人気は減っていて、近くには私に注意を向ける人はいないようだった。

「うッ……くぅ……」

 湿り気を帯びた前髪の下で、私は瞳を熱く潤ませていた。
 レインコートの開いた胸元から入り込んだ雨が胸の谷間に溜まってはツーッと肌を伝っていく。その感触にゾクゾクと身を震わせてしまうのだった。
 全身にジットリとかいた汗を合わさって、素肌がエナメル素材にピッチリと張り付いていた。  きっと身体のラインが浮き出るほど密着をしているのだろう。声を掛けてきた男たちの好色そうな目が私の全身を舐めまわすように見ていた。
 その時のことを思いだすと、苛立ちと恥ずかしさにガーゼのマスクの下で歯噛みをしてしまう。
 だけど、噛まされたゴム球によってそれも満足にできないのだった。

ーーそう、真紅のレインコートの下にある私の身体は拘束されていた……

 衣服は全て脱がされて、身にまとうのは黒革のボディハーネスのみ。それが素肌に張り付くように巻き付き、ギチギチと全身を締め付けていた。
 首輪から伸びるハーネスが乳房を絞り上げるように上半身を締め上げて、腰をこれ以上ないぐらいまで細めるとともに股下にも激しく食い込んでいた。
 秘唇を割り割くように咥えこまされたハーネスには二本のバイブレータとローターを取り付けれていて、不定期に振動しては私の二つ穴とクリ×リスを責め続けていた。
 それに乳首を挟むクリップについたローターの振動も加わって、それらが与えてくる刺激にゾクゾクと震える身体を止められなかった。
 口に咥えた穴なしのボールギャグとマスクの息苦しさもあって意識が朦朧としてきていた。真っ直ぐに歩いているつもりでも、フラフラと身体が左右に揺れてしまっていた。
 端からみれば酔った女性のように見えるかもしれないけれど、背後にまわした両手を指錠で拘束されているので、とっさに物に掴まることもできなかった。
 それに拘束された身体に羽織らされた真紅のレインコートは、少しサイズが小さいのか前ボタンが最低限しか留められていなかった。だから我ながら豊かだと思う胸の谷間が露出してしまっているし、脚を踏み出すたびに太ももが根元近くまで露になってしまう。
 それで入り込んだ雨水と私の汗でレインコートが肌にまとわりついて、激しく動くとはだけてしまいそうだった。
 そんな拘束されてボディラインを浮き立たせた恥ずかしい姿で夜の街を歩かされ続けていた私だけど、その限界は近づいていた。

『ホラホラ、もう少しでゴールすっよ、もうそろそろ浣腸したお腹の方も限界っしょ?』

 耳の中に入れられた受信機のスピーカーからボイスチェンジャーで変調された声が聴こえてくる。
 米粒ほどの大きさのそれは、大きさに似合わず感度は良好で、苛立つ口調を私に正確に伝えてきた。それが肉欲に溺れかけていた私の意識を取り戻させた。
 周囲を見渡せば街灯に取り付けられた監視カメラが目にうつる。それを見上げると気力を振り絞って睨み付ける。

『あはッ、流石は空手の黒帯所持の女刑事さんッスねぇ、普通なら根をあげてるっしょッ』

 相手のはしゃいだ様子が目に浮かぶようだった。その胸ぐらを掴んで正拳突きのひとつもお見舞いしたくなるのだけど、今は心の仕返し帳にまた一行を書き足すだけで我慢する。
 気を取り直した私は、前を向くと震える脚で雨の中をふたたび歩きだした。


燃えどころ・・・

去年は読みきり短編を重点的に書い再認識したのが、自分で執筆する際はやはりシチュエーション燃え(萌え)がキーポイントという点でしょうか。
そのストーリーに適したヒロインを次に組み立てるので、二次創作のようなキャラクターから先に入るとのは点火しにくい模様ですね(汗)。
それで難儀してる案件があるので、それをクリアする方法を模索中です。


『哀願飼育』CV

『哀願飼育』を執筆してた時の脳内ボイスです。

楓 真帆・片帆 : 戸松 遥さん

源頼光の狂ったような高笑いが、ずっとリフレインしてました(苦笑)。


哀願飼育

読み切り短編『哀願飼育』を掲載しました。

順風満帆な女子大ライフを満喫するヒロインの元へと訪れた人物
その者によって彼女の生活は一変してしまうのだった……。

新年最初の品は、戌年にちなんでヒトイヌ拘束の品としました。
本年もよろしくお願いいたします。


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『虚影なる正義』CV

『虚影なる正義』を執筆中に脳内再生していたCV(キャラクターボイス)のイメージです。

楠木 敬子 : 植田 佳奈さん
桐山 素子 : 田中 敦子さん

最初に書いた頃とはやはり変わるものだなっと年月を感じつつ、書いておりました(苦笑)。



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久遠 真人

Author:久遠 真人
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 ここは久遠 真人が主催するSM小説サイト『HEAVEN'S DOOR』の雑記帳的な位置づけのブログです。

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